このほど桔梗荘(松塩筑木曽老人福祉施設組合)で松本短大介護福祉学科卒業生のケアセラピストによるハンドケアが実施されました。
松本短大介護福祉学科では、3年前から日本ケアセラピスト協会の認定校となり、全国の短大・大学で初めてケアセラピスト(ハンドコース、フットコース)の資格を取得できるようになりました。この日は入職2年目の2人と、今年4月に入職した2人、実習でお世話になった2年生1人の5人が、希望する約20人の利用者様に施術を行ないました。
腕の拘縮や痛みなどそれぞれの利用者様に合った手技とポジショニングを工夫し、コミュニケーションを図りながら実施していきます。
利用者様からは「気持ち良くて眠くなった」や「こんなに手が動くようになった」などの声が聞かれました。
ハンドケアのあとには、ネイルのサービスもあり「若返ったようだ」と大変好評でした。
ケアセラピスト資格を取得した介護福祉士が介護現場でその知識と技術を活かすことで、利用者様のスキンケアや癒し、拘縮の予防、皮膚のトラブルの早期発見につながり、介護の質が高まることが期待できます。
桔梗荘では、ケアセラピストによるハンドケアの効果を認めて導入してくださり、今後も、取り組んでいく予定です。
(写真の掲載については、ご利用者様・ご家族様から承諾をいただいています)