齋藤ゼミでは、7/10(木)に松本短大幼稚園の年長児と園交流をしました。
主となって準備を進めてきたのは、まだ実習にも出ていない1年生の学生です。今回は、楽器によるリズム遊びをテーマとして、座学で得た知識を生かしながら子どもの姿を予想し、自分たちなりに計画を立てました。子どもとの関わり方や言葉がけについては、経験のある2年生の先輩からもアドバイスをもらい、当日を迎えました。
学生たちにとっては全てが新鮮で、子どもとの関わりを通して多くのことを学び得たようです。以下、学生の振り返りの一部です。
「園児たちの目線に合わせてしゃがんだり、楽器で演奏するところが分かりやすいよう大きく見せることができた」
「自分たちで考えた言葉の通りにいかないことが多くあった」
「ピアノは自分では弾ませながら大きな音が出るように弾いたつもりだったが、きいている側としては少し音が小さかったと聞いたので、もう少し大きな音が出るような工夫が必要だと思った」
「後ろの子にも届くようにわかりやすく伝えるべきだった」
「話すスピードや声の大きさ、言葉遣いなど様々なことを学ぶことができた」
「想定していたよりも、演奏のタイミングがあっていたが、本来のタイミングとは別のタイミングで叩いている子がいたが、その子への対応ができなかった」
学生たちが予想していた以上に、多様な子どもたちの姿がありました。当日は緊張で自分の担当する内容に精一杯だったと語る学生もいましたが、交流を経て子どもの様子や意識をとらえながら活動を展開させていくことの大切さを実感したようです。
齋藤ゼミでは、今後も短大幼稚園の子どもたちとの交流を通して、学びを深めていこうと思っています。年長クラスのみなさん、ありがとうございました!