実習は、介護実習Iと介護実習IIにわかれます。
介護実習Iでは、介護が必要な高齢者や障害のある人が、日中、通って食事や入浴等のサービスを受ける通所介護(デイサービス)や通所リハビリテーション(デイケア)に行きます。また、認知症のある人が少人数で共同生活している認知症対応型共同生活介護(認知症グループホーム)の場にも行って学びます。さらに、自宅で介護が必要な利用者宅に訪問する訪問介護(ホームヘルプサービス)での実習もあります。
介護実習IIでは、介護が必要な高齢者や障害のある人が生活している施設での実習となります。実習中は、食事介護や入浴介護、排泄介護といった生活支援技術について体験を通して学ぶとともに、利用者様に対してどのような支援が必要か、計画を練って実際に支援していきます。たいへんな実習ですが、実習が終わると一段と成長した、頼もしい姿を学生は見せてくれます。